2010/02/05

Wiliam Kentridge

今日は東京国立近代美術館へ。
大好きな皇居ー竹橋間を走っていい気分。

お目当てはWiliam Kentridge.
昨日打ち合わせでたまたま教えてもらった作品が
どうしても気になって早速見に行きました。

ドローイングを描いては消し、次の動作を描く。
その繰り返しで一本の動画を作るというその作風はとても新鮮で、
さらにアイロニカルな視点で紡がれるストーリーは
見ている私にとてもメッセージを投げかけるものでした。

お気に入りは行進してるものとコラージュの作品。

怪我をしている人、杖をついている人、重いものを持っている人、
とにかく歩くのもつらそうな人の影がひたすらひたすら行進してるんだけど、
背景に流れているのはとても明るい音楽。

「つらくても前に向かって歩き続けるということは、
 明るい未来へ近づいているということなのだなぁ」としみじみ。

どんなにつらくてもそこで立ち止まってたらダメで、
這いつくばってでもいいから前へ進んでいれば必ず道は開けるんだ!
と思ったのでした。

コラージュ作品はとにかくそのセンスが大好き!
もっとじっくり見たかったな。

1時間ぐらいで見れるかなーなんて思って夕方行ったら
思いのほか作品点数も多く、しかも一本20分ぐらいある動画が10本近くあって、
かなり見ごたえのある感じだったので、期間中にぜひまた行こっと。


お気に入りのやつはなかったんだけど、
作品がYouTubeにアップされているのでご紹介。












今日はおしまい。
おやすみなさい。

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